研究室の日々

研究室のさまざまな出来事を紹介します。本研究室で卒業研究、修士研究、あるいは博士論文研究に取り組みたいなぁと思った方はどうぞ見学にお越しください。

2017年度 (平成29年度)

夕方、某卒論生がやってきて、実験制御用の Mac miniと実験室内のモニタを接続できないという。 モノの名前(VGAとVDI)も機能の違いも知らないので、なかなか話しが通じない。HDMI → VGA の変換器を探し出して一件落着。
 19時過ぎに件の卒論生が再度やってきて、先輩が書いたMATLABコードがファイルを書きこむところでエラーが出て、どうしたらいいか分からないという。 Mac のターミナル・ウインドウを開き、シェル・コマンドを打って当該ディレクトリを確認すると root 所有で drwxr-xr-x 。この意味分かる?わかりません!ユーザー権限で読み書き実行できるディレクトリを新たに作成して一件落着。
 先は長いぞ!残された時間はあまりないけれども・・・(1月18日)

寒気が緩み雨。本日の研究室ゼミはインフルエンザに罹患した学生2名が欠席。卒論生2名の進捗報告の後に、平原が週末に行った某実験の解析結果について報告。 過去の資産(機材、ソフトウエア、経験)があるので、データを得るのに要した実稼働時間は数日であった。この実験は、機材とソフトウエアはあるので、経験がなくても、相談に来て毎日コツコツやれば、実稼働時間1ヶ月ほどでできると思うのだけれども・・・(1月17日)

昨日の午後と本日の某業務終了後に、誰もいない静かな部屋で某実験を実施。昨日の土曜日は卒論生が一人だけ防音室で実験の準備をしていた。(1月14日)

昨日から降り続いた雪で一面の銀世界です。50センチ以上積もっていました。朝は陽光が降り注いでいましたが、9時すぎに「大雪のため本日は休講」という校内放送が流れてきました。 ほどなく昨夜帰宅できなかった遠水君が、しばらくして佐々木君が週報に来室しました。(1月12日)

年が改まり卒論の締切りまで三週間余になった本日、嵐の中で4年生の一人が卒業論文の中間発表を行った。寒気が南下するので、明日から大荒れになるとの予報である。(1月9日)

研究室の忘年会も開催されないまま迎えた年末。実験を行っている院生ひとりを除いて、学生諸君の姿はありません。寒波の襲来で雪がワンワン降っているからでしょうか・・・(12月27日)

昨日、学科の忘年会が開催されました。しか~し、某割烹に行ってみると、真っ暗で扉は閉じられたまま。開催時刻になり皆が参集すれど灯りがつく気配は無し。 予約日を一日間違えていたのでありました!寒風が身を刺すので、うろたえる幹事を見限り、来賓の理事長と学長を先頭に近くの中華料理屋に流れこみ、 餃子とビールで乾杯と相成りました。(12月22日)

森川先生が「実験室が全て使われている!」と言いながら覗きこんだ防音室にいたのは、ダミーヘッドを用いた計測の準備をしていた平原でした。 これから、卒論の締め切り日まで残された日数が減るにつれて、実験室は賑やかになっていきます。(12月19日)

3年生の専門ゼミでUSB-AIFをつくっています。電気的な接続がない二点間の抵抗値をディジタル・マルチ・メータ-で測ったり、二点間の抵抗値が0.61 Ωあるのでその間は電気的に接続されていないと主張したり、 ハンダゴテを持つ手が震えたり、中心を合わさずに開けてしまったイヤホンジャック用の穴をリーマで広げるはめになったり・・・。アナログ・テスターや工具を知らずに育ったデジタリアンたちは「モノづくり」ができるのだろうか、と思う今日この頃です。 来週からは彼らが得意なハズのソフトウエアの作成をはじめます。(12月14日)

今年も雪の季節がやってきました。大地が白くなると活動が活発になるのは、スキーヤーやスノー・ボーダーだけではありません。(12月14日)

氷雨が降り続く中、平原・森川研と森重研の卒業論文中間発表会が開催されました。本研究室からは4名の卒論生が進捗状況と今後の予定を発表しました。卒論の提出〆切日まで、あと50余日!まだ両手両足の指を使っても数えきれませんが、すぐに片手だけで数えられるようになるのであります。(12月8日)


来年四月に研究室配属予定の知能デザイン工学科3年生を対象とした研究室公開が開催されました。 実験室でデモンストレーションをいくつか体験してもらいました。 The Singing Tesla Coil が放つ妖しい放電光に魅入られた学生はあまりいませんでした。(12月7日)

NTTテクノクロスの忠海氏をお招きして「ソフトウェア開発へのAIの応用」と題する講演会を開催。ソウフトウエア開発におけるリスク評価法に関する話しで、時間経過とともにリスク評価値が変動するという系の扱いは、いろいろと応用できそうでした。また、研究室OBの松永氏も来訪。ばたばたした一日でした。(12月6日)

11月28日から12月2日までニュージーランドへ遠征し、聴覚研究会と電気音響研究会が開催したオークランド大学の音響研究センタとのジョイント・ミィーテイングに参加。 オークランド大からの、原生林の中にいるキーウイ(Kiwi)の位置を音響探査するシステム、高速回転マイクロフォンシステム、ニュージーランドにおけるノイズとの闘いといった発表は興味深かった。
 夏に向かってほどよく暖かなオークランドの街には人があふれ、ヒツジは一匹もいなかった。(12月4日)

知能デザイン工学専攻・知的インタフェース工学部門の修士論文中間発表会が開催され、本研究室からはM1が1名が進捗状況と今後の研究計画を発表しました。(11月27日)

午後に実験用ノート PC の SE をやっていると、突然部屋の灯りが消え UPS がピーピと鳴りはじめた。デスクトップ PC をシャットダウンしようとしていたら、灯りがついた。 電源の瞬断である。廊下に出ると隣室の先生も顔を出していた。斜め前にあるEPS室の前に工具袋が置いてあったので扉を開けて中にいた人に訊くと、ちょっとミスをして瞬断させてしまったとのこと。 何か影響はあったかと問われたので、私の機器は大丈夫だが、多数の PC が動作しているので気をつけて作業してね、とお願い申し上げた。学生らが研究室から出てきたのはその後だった。(11月14日)

金沢銘菓を手に垣田先生が来訪。昨年度すこしお手伝いした某実験のデータの解釈の仕方についてお話しするとともに、しばし四方山話。(11月13日)

知能デザイン工学特別講義1の講師として産総研の藤崎氏をお招きした。デモをまじえた絶対音感と咀嚼音フィードバックの話しに学生は目を輝かせていた。(11月10日)

企業経営概論の講師として北陸電話工事の長木氏をお招きし、勝ち組の社会人になるためのスキルについて講じていただいた。夜は「一心」にて懇親会。(10月25日)

秋の学会シーズンの第三弾は10月21, 22日に開催された牛岳での聴覚・電気音響研究会。本研究室がホストとなり、森川先生が奔走しました。
 1日目のビギナーズ・セッションにおけるM1の倉地君の発表が研究奨励賞を受賞。iPadをパネルに埋めこんだスマート・ポスターは好評でした。夕食後のセッションにおけるシェフ遠水による生ハムのサービスも好評でした。 2日目の午前中に行われた北村大地先生のILRMAについての招待講演は秀逸、蘆原郁氏の科学と非科学についての招待講演は爆笑で終わり、大いに楽しめました。
 紀伊半島の南の海上を北上する台風21号の影響で、富山は夕方から暴風雨となりました。参加者のみなさまは無事に帰れたでしょうか・・・(10月23日)


同志社大学の土屋先生が学生さんとともに本研究室の見学に来られました。未発表のものも含めていろいろとお見せするとともに、 バイノーラル再生音を用いた音像定位実験を行うときのキモについてもお話ししました。夜は、富山大の安藤先生と長谷川先生を交えて富山市内にて懇親会を開催しました。(10月20日)

一昨日に組みあがり、その夜から妖しげな音を鳴り響かせているものの正体はコレ。1m 離れたところのA特性補正音圧レベルは90dBもありました!(10月20日)

明後日の聴覚研究会で饗される生ハム原木が研究室に吊されました。そして何年か前と全く同じ光景が再現されました。(10月19日)

夕方、卒論生の遠水君が kinect でアバターが動くようになりました!と呼びに来た。研究室へ行ってみると、学生が踊っていた。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々、エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ・・・(10月16日)

9月に富山大で開催された平成27年度電気関係学会北陸支部連合大会で倉地俊哉君が発表した「音源近傍の反射壁によるインパルス応答波形の変化」に対して、日本音響学会北陸支部から優秀論文発表賞が贈呈されました。おめでとう!(10月12日)

秋の学会シーズンの第二弾は、国体を控えた松山の愛媛大学で9月25~27日に開催された日本音響学会秋期研究発表会。森川先生と院生の倉地君とで遠征しました。広い教室でしたが、倉地君は落ち着いて発表し、質問にも答えていました。 森川先生の発表は、昔の人々は知ってはいるけれどもが見ないようにし、最近の人々はまったく気にかけてもいない点を突いたもので、実験系の実態を知らせるよい機会になりました。今回の二つの発表のキーワードは「反射」でした。(9月28日)

秋の学会シーズンの第一弾は、富山大学での電気関係学会 北陸支部連合大会。院生の倉地君が『音源近傍の反射壁によるインパルス応答波形の変化』で学会デヴュー。猛練習の甲斐あって、立派な発表でした。(9月11日)

森川先生と学生3人が頭部伝達関数(HRTF)を測りに東北大通研に遠征。直接法による長時間に渡るHRTF測定を体験すると、相反法によるHRTF高速計測の有難味が分かります。 いろいろな問題を乗り越えて二人のHRTFを測り終えたところで椅子の回転装置がダウン。モーター・ドライバーの電源周りが故障したもようとのこと。先日の「千耳」も・・・。お祓いが必要かもしれません。(8月21日)

8月9,10日は東北大通研で開催された聴覚研究会に単騎遠征。楽しみにしていた「千耳」はハードウエアの不調で今回も体験できませんでした。仙台駅の東口2階から外へ出るテラスに、何でもすぐに造ってしまうという意味で、工学者の鏡として敬愛する「ばいきんまん」が! 踏まないように通りました。台風が日本海に抜けた仙台は涼しく、いわゆるヤマセとのことでした。(8月11日)

糸魚川沖を進む台風5号による雨が強くなってきました。富山県立大学ニュース平成29年7月号の 4 ページ目に、本研究室OBである今井悠貴君の紹介記事が掲載されているのをみつけました。(8月8日)

青空が広がる暑い夏の一日、ダ・ヴィンチ祭りでデカ顔箱を披露しました。デカ顔箱をかぶった人を見ると、なぜか笑いがこみあげてきて爆笑。 すぐさま写真撮影会が始まります。たくさんの子どもたちやオトナにデカ顔箱をかぶっていただき、笑い声が絶えない一日でした。(8月4日)


明日のダ・ヴィンチ祭で使う「デカ顔箱」が完成しました。実はこの月曜日にカタチになってはいたのですが、それらは明らかに手抜き粗悪品でした。 箱に貼った画用紙は各辺で剥がれかけ、フレネル・レンズの切断面はガタガタ、レンズ表面は汚したまま。とても恥ずかしくて外部に出せないシロモノでした。
 とりあえず一応のカタチにすればいい、やればいい。これは、最近よくお目にかかる行動パターン。図も、表も、プログラムも、レポートも、発表も・・・。これではまずいという 意識は稀薄だし、恥ずかしいという気持ちもあまり無いようです。
 研究室に居候する某君―中学で工作部、高校で美術部に所属―のアドバイスを受けて作り直すこと3日、まともなデカ顔箱が完成しました。手抜きをするとやり直しに 時間がかかること、実際にモノをつくるのは大変だということを体感したでしょう。こういうことは、高校卒業、あるいは3年生までの間に経験しておいて欲しいなぁ。(8月4日)

今年もエー・アイの吉田社長が本学大学院の講義に来られました。夜は「一心」にてオトナの懇親会を開催しました。(7月24日)

本日の午後、知能デザイン工学科1年生の研究室見学が挙行されました。スピーカーアレイで不思議な立体音の聴こえを、 動的視聴覚ディスプレイでVRゲームを、移動型テレヘッドで聴覚テレイグジスタンスを体験してもらいました。その最中に、 元気よく実験室を飛び出していった移動型テレヘッドからダミーヘッドが落下し、割れてしまいました。接着剤で貼り合わせた 金属プレートとダミーヘッドの接合部が、振動によって剥がれたためでした。7年間よく耐えてくれました。合掌...(7月11日)

6月の最終週は、ボストンで開催された Acoustics '17 に単騎遠征。18年ぶりに訪れたボストンの中心街は少しだけ新しいビルが建っていましたが、地下鉄の Green Line はボロいまま。 パブリック・ガーデンではリスたちが走り回り、そのむかし幾夜も籠っていた MEEI EPL の実験室ではラビットが飛び跳ねていました。(7月3日)

本日はオープンキャンパス。平原が模擬講義を行うとともに、実験室を公開していくつかの立体音のデモを高校生諸君に体験してもらいました。今年は準備万全で、移動型テレヘッドも、動的視聴覚ディスプレイも、スピーカアレイの立体音呈示もトラブルなしでした。(6月17日)

夕方から、明日のオープンキャンパスで研究室公開を行うための準備をやっています。高いところが苦手で脚立もちょっと、と某君が告白。将来、電球を取り換えてと頼まれたらどうするのかな? 卒論生が二人しか居なかったが、あとはどうしたんだろう・・・(6月16日)

5月27,28日はリオン株式会社で開催された聴覚研究会に単騎遠征。休日の開催であったにもかかわらず60名を超える出席者があり大盛会。 「聴覚閾値とオージオメトリー」と「補聴器のディジタル信号処理技術の現状」と題する招待講演は秀逸でした。
 補聴器の CPU はあの Cray-1 と同じ MIPS 値で、アセンブラを駆使してリアルタイム信号処理を実現していると聞き大感激! コンピュータ(DataGeneral; NOVA)にアセンブラのプログラムをトグルスイッチを使って入力していた、40年前の卒研のころを思い出しました。
 帰り際に「耳と補聴器のひみつ」という学研の漫画をいただいてきました。(5月29日)

卒研生の進路がほぼ決まりつつあり、祝賀会 兼 激励会を「こけこっこー」で開催。 四文字熟語もしくは漢字一文字で自分を表現せよ、某君は最終面接でこのように問われた。「大胆不敵」「優柔不断」「無我夢中」「一球入魂」「疑心暗鬼」「一石二鳥」「鬼」等々、しばし盛り上がりました。 終電を逃した諸君は研究室に戻ったようです。(5月25日)

 本研究室では、卒論導入課題の一つとして、卒研生全員に自分の両耳の最小可聴閾値(125 Hz から 8 kHz まで 1 oct. 毎と、12,16, 18 kHz)を測らせている。二年ぶりに平原も測定したところ、2 kHz以下は若者に負けないが、4 kHzの閾値は2年前より少し上昇していた。16 kHz と18 kHzは10年前から全く聴こえていない。久しぶりに測定した森川先生は高域の閾値に愕然としていた。(5月19日)

1年の1/3が終わろうとしている金曜日の午後1時半。院生は講義を受講、2名は就職活動だが卒論生は全員帰宅。午前中に週報と卒論導入課題3のレポートを提出したし、黄金週間も目前だし・・・(4月28日)

今年も卒論生は卒論導入課題に取り組んでいます。今年の課題1は研究室と実験室の整理を兼ねた課題で、「院生とともに、研究室と実験室のどこに、どんな機器、部品、道具があるかモノの地図を作成せよ!  今日のゼミではスピーカ、パワーアンプ、マイク、オシロ、接続ケーブルを持ってきなさい」」と指示を出し、課題の成果を試しました。実験室へ向かった卒論生がなかなか戻って来ないので、院生に救援活動を要請。しばらくしてから適切な機器を携えて戻ってきました。

次に、「スピーカから音を出してください」とアナログ発振器を渡しましたが、音が出るようになったのはかなり経ってから。今年は発振器のプラス側だけをパワーアンプに接続し、ブ〜ンというハム音しか出ないので首をひねっていました。

夕方6時過ぎに卒論生が来室して曰く「ノイズが乗っているので見てください。」研究室に出向いて事情を聞くと、マイクで拾った音信号波形をオシロで見ると正弦波状になっていないので「ノイズ」と思っていたのでした。 そこで、「魔法を見せよう!」と発振器のあるスイッチを押し、オシロに正弦波波形を出現させました。押しボタンスイッチの横に方形波と正弦波の波形が描かれているのですが、誰も気にとめていなかったのでした。

奇貨居くべし。発振器の出力を直接オシロにつなぐときれいな方形波が表示されますが、パワーアンプ、スピーカ、マイク、マイクアンプを経由させると方形波とほど遠い波形が現れることを見せ、「さあ、どうしてかな?」と謎を出して部屋に戻りました。しばらく悩んで大きくなってください。(4月18日)

桜も開花しはじめた4月7日、本研究室と森重研究室の合同新人歓迎会を森川先生の実験室で開催しました。OBの塚田さんと岡田さんが駆けつけてくださり、日づけが変わる頃まで歓談しました。(4月7日)

 桜はまだですがだいぶ暖かくなってきた本日、知能デザイン工学科4年生の研究室配属が行われ、勇者5名が本研究室にやってきました。研究室にあった物品棚を実験室に移動して、研究室のスペースを広げました。(4月5日)

実験室の奥側を使っていた増田研究室が転居し、着任した森川先生が何もない部屋にぽつり。研究室を立ち上げた11年前のことを思いだしました。(4月3日)

森川君が研究室に戻ってきました。 (4月1日)